Xperia 10 Ⅳ を購入 メインスマホとして使ってみた感想

私は定期的にスマホを買わないとおかしくなる、おかしな人間だ。そんな私が今回購入したスマホSONYXperia 10 Ⅳである。ちなみに今まで利用していたのはpixel6であり、今回の新機種はスペックダウンということになる。ちなみに未使用品を楽天市場で購入した。購入時はクーポンなどもあり、3万5000円程度で購入できたが、今見てみると4万円ほどに値上がりしているようである。ちなみにキャリアでの一括購入価格は約6万円から7万円程度であるがこれは普通にぼったくり価格なので購入はおすすめしない。この額を支払うくらいならもう少し頑張って上位機種のXperia 5 Ⅳの購入をおすすめする。

 

<ざっとスペック紹介>

Soc Snapdrogon 695 5G

RAM 6GB

ROM 128GB

バッテリー 5000mAh

ディスプレイ 約6インチ 有機EL フルHD
Micro SDXC 対応

 

ざっとこのようなものである。Socには今年のミドルレンジスマホのほとんどに搭載されるSnapdrogon 695 5G。メモリはやっと4GBの呪いから解放され6GB。そしてこのスマホで一番の注目ポイントはバッテリーであり、驚異の5000mAh。ついこの間まで大抵のスマホのバッテリー容量が3000mAhだったにも関わらず、大きくなったものだ。

 

私は先述した通り、pixel6からの機種変更である。正直なところ、搭載するSoc的に動作に関しては、ちょっと残念に感じるところが多い。特にブラウザでのページの読み込み速度やアプリの起動速度、カメラのシャッタースピードなどである。しかしこれはハイエンドスマホから移行したからである。Xperia 10 Ⅳをメインスマホとしてずっと使っていれば、動作に関してはあまり気にならなくなる印象。また私はゲームはプレイしないため、この評価である。Socのスペックとしては3Dゲームは厳しいため、そういった類のゲームをしたいのならもっと上のランクのスマホを使ったほうがいいように思う。

 

いまのところSIMフリー版は登場していないため、キャリア版しか購入できない本機種であるが、ドコモのキャリアアプリのうざったいこと、この上なし。私はADBを利用し、動作に問題が無い程度にキャリアアプリは削除した。これだけで平均使用メモリが0.6GBほど減ったので、使いもしないキャリアアプリがいかに端末の動作に影響していたかが伺える。

 

そして私が本機種を購入した一番の理由は、バッテリー持ちである。Pixel6は動作に関しては何の不満もなかったのだが、バッテリー持ちは悪く、ここだけは大きな不満であった。私は先述のようにゲームはせず、SNSやブラウザが主な用途なのだが、それでもモリモリバッテリーを消費していく。個人的にスマホに求めているのはSNSやブラウザそこそこ動く性能とバッテリー持ちである。そのため、今回Xperiaに白羽の矢が立ったというわけだ。実際本機種のバッテリー持ちには目を見張るものがある。pixel6が帰宅後にはほとんどバッテリーが残っていないといった状況でも、Xperiaはまだ翌日も使えるほどにはバッテリーが残っている。非常にありがたいことである。

 

<カメラについてちょっと>

Xperiaは代々SONYということもあって、カメラの性能がよいという宣伝がずっとなされてきた。しかしネット上では10シリーズはカメラ性能はかなり悪いという評判が多く、私もそうなのかと思っていたが、今回は良い意味で裏切られた。以前のpixel6が妙にAIで写真をぼかそうとして焦点が微妙に合わない写真を量産してきた一方で本機種はボケ感といったものは無いがきれいなスマホカメラの写真を撮ることができた。ここでいうスマホカメラの写真というのはボケ感はなく、全体的にキリッとピントの合った写真のことである。私はボケ感を楽しみたいのであれば一眼レフカメラを使えばいいだろうという考えの持ち主のため、出先でごはんを撮りたいといった場合には本機種のカメラは必要十分のように感じる。また解像感さえあればあとはアプリなどで色味などの加工はできるので、そこも私には十分に感じた。

 

<特徴的な縦長ディスプレイ>

実はバッテリー持ちだけでなく、この超縦長とも揶揄されるXperiaのディスプレイを一度使ってみたかったから本機種を購入したというのもある。ほかのスマホと比べてもかなりの縦長で、最初こそ違和感があったがこれに関してはすぐになじんだ。まず最近はスマホの大型化により、スマホの片手持ちが難しくなってきたが本機種なら一般的な手のサイズであれば余裕で片手持ちすることができる。またSNSやブラウザを利用する際に縦長のディスプレイはかなり親和性が高い。非常に文章が読みやすく感じる。その一方で超縦長ということもあり、画面上に表示される情報量を増やそうとすると、かなり文字の大きさが小さくなるため、細かい字が読みにくといった人にはあまりおすすめできないように感じた。

 

<総評>

そこそこ使える性能があり、カメラも結構きれいで、バッテリーの持ちも非常に良いこのXperia 10 Ⅳは、3DゲームなどはしないけどSNSやブラウザはよく使うし、バッテリー持ちは良いほうがいいというヘビーライトユーザー?にとって十分に選択肢になる良いスマホであると私は思う。キャリアでの販売価格は高いため、おすすめできないがそこそこ知識を持っていて、白ロムで安く購入できるのであれば、強くおすすめできるバランスの良いスマホである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

電子書籍リーダー『likebook P78』使用感

likebook P78という電子書籍リーダーを皆さんは知っているだろうか。そもそも電子書籍リーダーって何だという人も多いのが実情だろう。

 

基本的に電子書籍リーダーとはその名前の通り、書籍を読むためのガジェットである。代表的なものとしてはAmazonが出している『Kindle』、楽天が出している『kobo』が挙げられる。しかしここで悩ましいのが、KindleだとAmazonが提供するKindleストアで購入したものだけ、koboだと楽天kobo電子書籍ストアで購入したものだけしか読むことができないことである。電子書籍リーダーは一般的にE-inkという特殊なディスプレイを持っているのだが、これがとても目に優しく、本物の書籍のような読書体験を与えてくれるのである。しかし現状Kindleストアか楽天kobo電子書籍ストアで購入しない限り、このE-inkディスプレイで読書体験をすることができないのである。これがなんとも悩ましいのである。

 

そこで登場するのがAndroid搭載のE-inkタブレットである。KindlekoboのようにE-inkディスプレイを特徴としながらも、Androidも搭載しているため、沢山ある電子書籍ストアのアプリを導入することができる。これにより、kindlekoboといった端末を使わずとも、E-inkディスプレイを楽しむことができるようになるのである。そしてこういった端末で有名なのが、絶対王者のBooxと新参者のlikebookである。今回紹介するのは新参者の方である。

 

likebookは中国のboyueが販売する電子書籍リーダーであり、6インチ、7,8インチ、10インチといったサイズでシリーズ化されている。そして私が今使っているのが7,8インチのP78である。動作は正直もっさり、ストレージは16GB、メモリは2GB。ガジェットに関してそれなりに知識がある者なら、あまりにひどいスペックに驚きを隠すことができないだろう。しかし読書をするだけだと割り切れば、案外実用に耐えうるスペックなのである。値段も3万円を切る価格で手が出しやすい(Kindleはセールだと最廉価グレードの端末は6000円ほどで買うことができますが・・・)。そして何よりSDカードを使い256GBまでストレージを拡張することができる。(王者BooxはSDカードスロットがなく、使用するにはSDカードリーダーを充電端子のところに刺さなければいけない。)

 

中国の、よく聞いたことのないメーカーの、よくわからないタブレットにはちゃんとアップデートが来るのかという疑問が湧いてしまうかもしれないが、ちゃんとアップデートは来るから安心できる(過去にはAndroid6からAndroid8へのアップデート等も行われている。)。

 

最近はスマホをいじることが増えてしまい、本を読むということがなくなってしまっていた。しかしlikebookを購入し、使い始めてから圧倒的に読書をする時間が増えた。現在読書離れというのが叫ばれて久しいが、思い当たる人はこういったガジェットを買ってみるのも1つの手かもしれない。

 

 

最安5万から作る高性能自作PC(中古パーツ利用)

自作PCでゲームをするなら安く済ましたくてもどれくらいのスペックは最低限必要であろうか。自作パーツに多くのお金を充てることができる人はこのようなことを考える必要はないが、その一方このことで悩む人は少なからずいる。

 

個人的に最新のゲームでないのであればCPUはcore i7-6700以上の性能のものを選んでおけばいいと考えている。既に6ー7年前のCPUとなってしまっているがそこまでCPUは進化などしておらず十分に対応可能である。core i7-6700はヤフオクで1万5000円程度で出回っている。またほぼ同性能のRyzen5-3500も新品で1万5000円程度である。

 

メモリは16GBは欲しい。以前は8GBという選択肢もあったがメモリ価格も以前に比べかなり下がったためだ。8GBだとゲームによっては他のスペックを満たしていたとしてもかなりカクつきが発生する可能性が出てくる。ここでケチることはやめておこう。16GBでも1万かからずに買うことができる。

 

問題はGPUである。ゲームなどをする際にはかなり大切になってくるところであり、進化もすごいし、ゲーム側が要求するスペックもうなぎのぼりである。しかしGPUの値段もうなぎのぼりであり、安く済ませたくても高い。ここで私がおすすめするのは980tiや1080tiの中古品である。980tiはヤフオクで1万5000円程度。1080tiはちょっと上がり4万前半である。本当に安く済ませたいなら980tiがいいだろう。しかし最新ゲームを高設定ですることは少しむずかしい。しかし過去のゲームはであれば十分にきれいなグラフィックで快適に遊ぶことができるだろう。ゲーム性能にはあまり妥協したくなければ1080tiがベストだ。登場から4年か5年たち価格がこなれてきているもののその性能は今でも十分に通用する。最新ゲームでも最高設定は無理にしても高設定で十分に通用する。今後の活躍も期待できる。

 

ここの記述したパーツを利用するば最安5万ほどからゲームも遊ぶことができる自作PCを作ること可能だ。ただしケースや電源、マザーボードに関してはかなりケチる必要は出てくるが。

Androidのブラウザは何がいいか論争に終止符『vivaldi』

ブラウザアプリは多くあるがしっかりとおすすめすることができるのはvivaldiというアプリだけのように感じる。そのためここではvivaldiというアプリの魅力について語ることとする。

 

多くの人がChromeから離れ、次のブラウザを使うことができない理由はGoogleサービスの連携である。ブラウザという観点から見るとどの端末から利用してもブックマークや閲覧履歴、パスワードといったものが同期されていて非常に便利なのである。しかしvivaldiもアカウントを作りそれにより複数のスマートフォン、パソコン間で同期することが可能である。しかもvivaldiはブラウザ上でメモなども作成し同期することができる。

 

アプリ版Chromeの一番の弱点は広告ブロック機能が搭載されていないことである。Googleが広告で稼いでいることを考えれば当然のことであるが利用者としては非常に不便なものである。ネットページ上の広告は増え、特に画面サイズが小さいスマートフォンの場合画面の多くを広告で占められ視認性が著しく低下する。また間違って広告を押してしまうとリンク先に飛ばされ非常にイライラすることも少なくないだろう。vivaldiは標準で広告ブロック機能を搭載している。Adguardなどを使うという方法もあるがやはり1つのアプリで完結させたいところである。これによりネットページの読み込み速度は非常に高速になり、通信量も大きく減少する。一度経験してしまえば離れることは非常に難しいことになるだろう。

 

今までアプリ版Chromeでは操作バーを画面下部に移動させることが可能であったが現在それができないようになっている。vivaldiは標準機能として操作バーを上部と下部かで選択することができる。またページ全体を黒くし、文字の部分だけ白にすると行ったことも可能である。

 

またvivaldiはパソコンのブラウザとの連携も非常に優れいている。先述のブックマークなどの同期以外にも、パソコンで見ていたページをスマートフォンで閲覧したり、スマートフォンで閲覧していたページをパソコンで見ることが簡単にできる。そしてパソコンで見ていたページからQRコードを瞬時に生成し、スマートフォンのカメラで認識することで一瞬でスマートフォンでページを開くこともできる。

 

このような理由から私はAndroidのブラウザはvivaldi以外に考えつかない。多くの人にこの素晴らしいブラウザアプリを使ってほしい。

 

play.google.com

個人的Androidのブラウザは何がいいか論争とその決着

 私はAndroidスマホの使い手である。やはりAndroidユーザーならiPhoneユーザーのように脳死Safariといった感じでChromeを使うのは似つかわしくない。そこで色々とブラウザアプリを試してみた。使う頻度が高いであろうブラウザアプリは自分にとってベストなものであるわけで私はかなりの労力を使いブラウザアプリを試せるだけ試してみた。

 私にとってブラウザアプリに必要な機能はいくつかある。

 まずは広告ブロック機能。現状、ネット上にはありとあらゆる広告がそこらかしこに存在するため快適なブラウジングには必須の機能だ。

 次にPC版との連携。ブックマークであったり開いているページの同期機能は手間がかからず便利だ。

 お次はページ全体のダークモード。暗い中でブラウジングする際、白いページはどんなに画面の輝度を落としても眩しいものだ。ページ全体を黒くすることでだいぶ目に対する刺激が抑えられる。またスマホのバッテリー持ちにも効果あり。

 私が利用しているBitwardenというパスワード管理アプリが利用できるかということも大切になってくる。

 読み込み速度も快適なブラウジングには大切だ。

 最後に基本的な操作系統が画面下部にあること。スマは親指で操作するため、標準のChromeはタブが上にあり操作しづらいことこの上ない。やはり画面下部にタブなどのボタンがあるといい。

 

ここまで生意気についていて欲しい機能を挙げてみたわけだがこれらを満たしてくれるブラウザアプリはあるのかということである。結論から言うとある。それがvivaldi。どこかの作曲家じゃない。ブラウザだ。最後のところで詳しく説明する。

 

 そもそもブラウザアプリの中から広告ブロッカーがついているものは案外少ない。さらにその広告ブロッカーが使い物にならないこともかなり多い。広告ブロック機能をオンにしていても鬱陶しい広告が表示されることは日常茶飯事といってもいいほどだ。

 そして連携可能なPC版も存在するとなると星の数ほどあるようにも見えるブラウザアプリもごく少数に限られてくる。

 ブラックモードを搭載するアプリもかなり少ない。

 

いくつか私が実際に使ってみて惜しいと感じたブラウザアプリを上げていくとBrave、Samsung Internet Browser、kiwiなどである。

 

 まずはBrave。強力な広告ブロッカーを標準で搭載しておりほぼほぼ広告は消える。少なくとも私が利用するサイトで広告が出たことはなかった。また動作もスムーズ。PC版もしっかりとある。Bitwardenも使える。なにがいけなかったといえばブラックモード。タブバーが黒くなるだけでウェブページは白のまま。これはいただけない。

 お次はSamsung Internet Browser。Galaxyスマホに標準で入れられているブラウザ。実は他社スマホであってもPlayストアから入れられる。200円ほどするがUnicornというアプリを購入することでウェブページ上の広告を消すことができる。これもとても強力なものだ。またブラックモードも完璧で目に優しい。ブラウザアプリは聞いたことのないところが作ってる場合が多く大手企業のサムスンが作っているという安心感もある。しかしサムスンスマホ主体ということもありPC版ブラウザがないことがマイナス点。

 次にKiwi。今まで紹介した中で一番マイナーでろうこのアプリ。これがなかなかのツワモノ。標準の広告ブロッカーは一体なにをブロックしているだと思うほどのポンコツだが、なんとこのKiwiはChrome拡張機能を導入することが可能なのだ。そのため有名な広告ブロッカーが利用できるようになる。他にもいれたい拡張機能を導入して自分好みにカスタマイズすることができる。しかしPC版がないこと2019年の10月以降アップデートが来ていないことを考えるといささか使いづらい。

 

ということでまともに使えるのはこのあたりだけ。Playストアで公開されているブラウザアプリの中でそこそこ私の条件を満たすのはこれくらいだ。ちなみにChromeからの移行というならfirefoxを思い浮かべる人も多いだろうがアプリ版は読み込み時間が長く快適なブラウジングには程遠いため紹介しなかった。

 

最後に私が絶賛おすすめしているVivaldiというブラウザアプリを紹介して終わりにする。このブラウザは私が求める広告ブロッカー、ブラックモード、PC版との連携、パスワード管理アプリとの互換性、画面下部の操作系統、快適なブラウジングを提供する読み込み速度の全てを網羅した夢のブラウザだ。多くの人がこれを使えば納得と満足をするだろう。無料アプリだが1000円でも2000円でも買う価値があると言い切れるほどの完成度だ。多くのブラウザアプリがPlayストアに公開されているがこのVivaldiだけでいいと言っても過言ではない。Kiwiのように更新がこないということもなくしっかりとアップデートされている。また広告ブロックソースを追加することができるのも大きな利点だ。欠点という欠点はないが無理やり挙げるとするならばChrome拡張機能が使えないことだろうか。しかしChrome拡張機能スマホで使う機会はあまりないだろう。どうしても使いたいならやはりKiwiを使うことをおすすめする。